平成24年(2012年) 社労士 選択式 過去問 厚生年金保険法 回答&解説

平成24年(2012年)厚生年金保険法 問題

次の文中の(  )の部分を厚生年金保険法に基づいて、対応する選択肢群の中の最も適切な語句で埋め、完全な文章とせよ。

1.厚生年金基金が支給する老齢年金給付であって、老齢厚生年金の受給権者に支給するものの額は、当該老齢厚生年金の額の計算の基礎となった被保険者であった期間のうち同時に当該基金の加入員であった期間(以下「加入員たる被保険者であった期間」という。)の平均標準報酬月額(加入員たる被保険者であった期間の各月の標準報酬月額(厚生年金保険法第26条第1項に規定する( A )が当該月の標準報酬月額とみなされた月にあっては、( A ))と標準賞与額の総額を、当該加入員たる被保険者であった期間の月数で除して得た額をいう。)の1000分の5.481に相当する額に、加入員たる被保険者であった期間に係る被保険者期間の月数を乗じて得た額( ( B ) )を超えるものでなければならない。

2.厚生年金基金は、その支給する老齢年金給付の水準が上記1の( B )に( C )を乗じて得た額に相当する水準に達するよう努めるものとする。

3.厚生年金基金が支給する老齢年金給付の額の算定方法は、(1)加入員の( D )に一定の率を乗じて得た額に、加入員であった期間の月数を乗ずる方法、(2)前記(1)の方法に準ずる方法として厚生労働省令で定める方法により、加入員の( D )及び加入員であった期間を用いて算定する方法、(3)前記(1)又は(2)の方法により算定する額に、規約で定める額を加算する方法のいずれかによるものでなければならない。

4.厚生年金基金が支給する年金たる給付及び一時金たる給付を受ける権利
は、その権利を有する者の請求に基づいて、( E )が裁定する。

Aの選択肢
① 基本月額    ② 従前標準報酬月額
③ 従前報酬月額  ④ 標準給与額

Bの選択肢
① 従前額改定額     ② 代行部分の額
③ プラスアルファ部分  ④ 報酬比例部分の額

Cの選択肢
① 0.981   ② 1.031
③ 1.875   ④ 3.23

Dの選択肢
① 基準標準給与額   ② 平均給与額
③ 平均標準給与の額  ④ 報酬標準給与の額

Eの選択肢
① 企業年金連合会  ② 厚生年金基金
③ 厚生労働大臣   ④ 日本年金機構

 

 

 

平成24年(2012年)厚生年金保険法 回答と解説

合格基準=2点以上

回答

A.② 従前標準報酬月額(厚生年金保険法132条2項)

B.② 代行部分の額(昭41年発363号)

C.④ 3.23(厚生年金保険法132条3項)

D.① 基準標準給与額 (基金令23条)

E.② 厚生年金基金 (厚生年金保険法134条)

解説

厚生年金基金からの出題でしたが、一つの答えについて4つの選択肢から選ぶ
形式ですので、正解の確率は高くなると考えられ、問題の内容も比較的簡単だと
感じました。

1.厚生年金基金が、老齢厚生年金の受給権者に支給する老齢年金給付の額の
最低額に関する出題で、

厚生年金保険法26条は、3歳に満たない子を養育する被保険者等の標準報酬月額の
特例で、原則として、当該子の養育期間中の標準報酬月額を、その養育する
こととなった日の属する月の前月の標準報酬月額とし、
この場合の標準報酬月額を従前標準報酬月額と言いっています。

なお、(B)の、代行部分の額は、覚えておいてもらいたい選択肢です。

2.厚生年金基金が支給する老齢年金給付の額の目標額を定めた規定に関する
出題でしたが、(C)の3.23は正解できた方が多かったものと思います。

3.老齢年金給付の算定に関する出題で、厚生年金基金令に規定されているものは、
設問の3種類の方法がございます。

なお、基準標準給与額と言うのは、老齢年金給付の額の算定の基礎となる
標準給与の額のことです。

4.裁定は、年金給付等を支給するものが行うこととなっています。
よって、厚生年金基金が支給する給付に関しては当該基金が、企業年金連合会が
支給する給付は当該連合会が、老齢厚生年金等保険給付は厚生労働大臣が、
裁定します。

ランキングに参加しています。
クリックを、できたらお願いします m(._.)m
↓↓↓↓
にほんブログ村 資格ブログ 社労士試験へ
にほんブログ村

平成24年(2012年)社労士 選択式 回答一覧

科目 回答 基準点
労働基準法及び労働安全衛生法 ⑰ ⑥ ⑬ ③ ① 3点以上
労働者災害補償保険法 ② ⑪ ⑦ ⑫ ⑤ 3点以上
雇用保険法 ⑱ ⑫ ⑮ ⑥ ⑦ 3点以上
労務管理その他の労働に関する一般常識 ③ ⑨ ⑮ ⑪ ⑦ 3点以上
社会保険に関する一般常識 ⑯ ⑲ ⑬ ② ⑥ 3点以上
健康保険法 ① ⑪ ⑳ ⑦ ⑩ 3点以上
厚生年金保険法 ② ② ④ ① ② 2点以上
国民年金法 ① ⑦ ⑮ ⑲ ⑪ 3点以上

詳細は画像をクリック (広告)

コメントを残す