社労士過去問 平成21年度 労働基準法 第7問 問題と解説

社労士過去問 平成21年度 労働基準法 第7問 問題

労働基準法に定める寄宿舎に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。

A.事業の附属寄宿舎に労働者を寄宿させる使用者は、事業の附属寄宿舎に寄宿する労働者の外泊について使用者の承認を受けさせることができる。

B.事業の附属寄宿舎に労働者を寄宿させる使用者は、事業の附属寄宿舎の寮長を選任しなければならない。

C.事業の附属寄宿舎に労働者を寄宿させる使用者は、起床、就寝、外出及び外泊に関する事項、行事に関する事項、食事に関する事項、安全及び衛生に関する事項並びに建設物及び設備の管理に関する事項について寄宿舎規則を作成し、所轄労働基準監督署長に届け出なければならない。

D.使用者が、事業の附属寄宿舎の寄宿舎規則を作成する場合には、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者の同意を得なければならない。

E.使用者は、常時10人以上の労働者を就業させる事業の附属寄宿舎を設置しようとする場合においては、厚生労働省令で定める危害防止等に関する基準に従い定めた計画を、工事着手30日前までに、所轄労働基準監督署長に届け出なければならない。

 


 

 

社労士過去問 平成21年度 労働基準法 第7問 解説

A. × 誤り


【問】事業の附属寄宿舎に労働者を寄宿させる使用者は、事業の附属寄宿舎に寄宿する労働者の外泊について使用者の承認を受けさせることができる。
 

【解説】
寄宿舎規定4条
使用者は、事業の付属寄宿舎に寄宿する労働者の私生活の自由を侵してはなりません。
私生活の自由を侵す行為として、
① 外出、外泊に承認をうけさせること。
② 教育、娯楽等への行事への参加を強制すること。
③ 特別な場合を除き制限すること。
以上のような事項があります。

 

B. × 誤り


【問】事業の附属寄宿舎に労働者を寄宿させる使用者は、事業の附属寄宿舎の寮長を選任しなければならない。 

【解説】
労働基準法94条2項
使用者は、寮長、室長その他寄宿舎生活の自治に必要な役員の選任に干渉してはいけません。

 

C. 〇 正しい


【問】事業の附属寄宿舎に労働者を寄宿させる使用者は、起床、就寝、外出及び外泊に関する事項、行事に関する事項、食事に関する事項、安全及び衛生に関する事項並びに建設物及び設備の管理に関する事項について寄宿舎規則を作成し、所轄労働基準監督署長に届け出なければならない。 

【解説】
労働基準法95条1項
記述の通りです。

なお、寄宿舎規定を変更したときも、所轄労働基準監督署へ届出なければいけません。

 

D. × 誤り


【問】使用者が、事業の附属寄宿舎の寄宿舎規則を作成する場合には、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で組織する労働組合がない場合においては労働者の過半数を代表する者の同意を得なければならない。

【解説】
労働基準法95条2項
建設物及び設備の管理に関する事項以外の事項に関する規定の作成または変更については、寄宿舎に寄宿する労働者の過半数を代表する者の同意を得なければいけません。

 

E. × 誤り


【問】使用者は、常時10人以上の労働者を就業させる事業の附属寄宿舎を設置しようとする場合においては、厚生労働省令で定める危害防止等に関する基準に従い定めた計画を、工事着手30日前までに、所轄労働基準監督署長に届け出なければならない。 

【解説】
労働基準法96条の2
届出期限は、工事着工14日前となります。

 

以上より、回答はとなります。

寄宿舎については、マイナーな個所になりますが、
ここで聴かれている内容程度は、押えておいてください。

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