社労士過去問 平成23年度 労働者災害補償保険法 第7問 問題と解説

平成23年度 労働者災害補償保険法 第7問 問題

労災保険法の雑則に関する次の記述のうち誤っているものはどれか。

A.行政庁は、労災保険法の施行に必要な限度において、職員に、適用事業の事業場に立ち入り、関係者に質問させ、又は帳簿書類その他の物件を検査させることができる。この立入検査をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者に提示しなければならない。

B.行政庁は、厚生労働省令で定めるところにより、保険給付の原因である事故を発生させた第三者に対して、労災保険法の施行に関し必要な報告、届出、文書その他の物件の提出を命ずることができる。

C.行政庁は、保険給付に関して必要があると認めるときは、保険給付を受け、又は受けようとする者(遺族補償年金又は遺族年金の額の算定の基礎となる者を含む。)に対し、その指定する医師の診断を受けるべきことを命ずることができる。

D.保険給付を受け、又は受けようとする者(遺族補償年金又は遺族年金の額の算定の基礎となる者を含む。)の診療に関することは守秘義務事項に該当するため、行政庁は、その診療を担当した医師に対して、診療録の提示を命じることはできない。

E.市町村長(特別区及び地方自治法第252条の19第1項の指定都市においては、区長とする。)は、行政庁又は保険給付を受けようとする者に対して、当該市(特別区を含む。)町村の条例で定めるところにより、保険給付を受けようとする者又は遺族の戸籍に関し、無料で証明を行なうことができる。

 

 

 

平成23年度 労働者災害補償保険法 第7問 解説

A. 〇 正しい

【問】行政庁は、労災保険法の施行に必要な限度において、職員に、適用事業の事業場に立ち入り、関係者に質問させ、又は帳簿書類その他の物件を検査させることができる。この立入検査をする職員は、その身分を示す証明書を携帯し、関係者に提示しなければならない。

【解説】
労災法48条1項・2項
記述の通り正しいです。

 

B. 〇 正しい

【問】行政庁は、厚生労働省令で定めるところにより、保険給付の原因である事故を発生させた第三者に対して、労災保険法の施行に関し必要な報告、届出、文書その他の物件の提出を命ずることができる。

【解説】
労災法47条
記述の通り正しいです。

なお、労働者、特別加入者又は保険給付の受給者に対しても
同様の報告等の規定があります。

 

C. 〇 正しい

【問】行政庁は、保険給付に関して必要があると認めるときは、保険給付を受け、又は受けようとする者(遺族補償年金又は遺族年金の額の算定の基礎となる者を含む。)に対し、その指定する医師の診断を受けるべきことを命ずることができる。

【解説】
労災法47条の2
記述の通り正しいです。

なお、受診命令に従わないときは、政府は保険給付の支払いを一時差し止める
ことができます。

 

D. × 誤り

【問】保険給付を受け、又は受けようとする者(遺族補償年金又は遺族年金の額の算定の基礎となる者を含む。)の診療に関することは守秘義務事項に該当するため、行政庁は、その診療を担当した医師に対して、診療録の提示を命じることはできない。

【解説】
労災法49条1項
行政庁は、保険給付に関して必要があると認めるときは、保険給付を受け、
又は受けようとする者(遺族年金の額の算定の基礎となる者を含む)の診察を
担当した医師その他の物件の提示を命じ、又は当該職員をしてこれらの物件を
検査させることができるとなっています。

 

E. 〇 正しい

【問】市町村長(特別区及び地方自治法第252条の19第1項の指定都市においては、区長とする。)は、行政庁又は保険給付を受けようとする者に対して、当該市(特別区を含む。)町村の条例で定めるところにより、保険給付を受けようとする者又は遺族の戸籍に関し、無料で証明を行なうことができる。

【解説】
労災法45条
記述の通り正しいです。

 

以上から、正解はとなります。

このような問題を正解できるか、できないかで
合否が別れますから、雑則の部分まで
しっかり勉強するようにしてください。

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