社労士過去問 平成23年度 健康保険法 第1問 問題と解説

平成23年度 健康保険法 第1問 問題

健康保険法に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。

A.本人の希望があり、事業主がそれに同意した場合でも、2か月の期間を定めて臨時に使用される者は、日雇特例被保険者となる場合を除き被保険者となることができない。

B.一般労働者派遣事業の事業所に雇用される派遣労働者のうち常時雇用される労働者以外の者の被保険者資格の取扱いは、派遣就業に係る一の雇用契約の終了後、最大1か月以内に同一の派遣元事業主のもとで派遣就業に係る次回の雇用契約(1か月以上のものに限る。)が確実に見込まれるときは、使用関係が継続しているものとして取り扱い、被保険者資格を喪失させないことができる。

C.常時10人の従業員を使用している個人経営の飲食業の事業所は強制適用事業所とはならないが、常時3人の従業員を使用している法人である土木、建築等の事業所は強制適用事業所となる。

D.被保険者の配偶者で届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者の父母及び子は、被保険者と同一世帯に属し、主としてその被保険者により生計を維持されていれば被扶養者となるが、その配偶者が死亡した後は、引き続きその被保険者と同一世帯に属し、主としてその被保険者により生計を維持されている場合であっても被扶養者となることはできない。

E.任意継続被保険者の資格取得の申出は、被保険者の資格を喪失した日から20日以内にしなければならない。なお、その申出をした者が、初めて納付すべき保険料をその納付期日までに納付しなかったときは、その納付の遅延について正当な理由があると保険者が認めない限り、任意継続被保険者とならなかったものとみなす。

 

 

 

平成23年度 健康保険法 第1問  解説

A. 〇 正しい

【問】本人の希望があり、事業主がそれに同意した場合でも、2か月の期間を定めて臨時に使用される者は、日雇特例被保険者となる場合を除き被保険者となることができない。

【解説】
健康保険法3条1項2号ロ
記述の通りです。

臨時に使用される者であって、2か月以内の期間を定めて使用される者は、
適用除外に該当するため、被保険者となりません。

 

B. 〇 正しい

【問】一般労働者派遣事業の事業所に雇用される派遣労働者のうち常時雇用される労働者以外の者の被保険者資格の取扱いは、派遣就業に係る一の雇用契約の終了後、最大1か月以内に同一の派遣元事業主のもとで派遣就業に係る次回の雇用契約(1か月以上のものに限る。)が確実に見込まれるときは、使用関係が継続しているものとして取り扱い、被保険者資格を喪失させないことができる。

【解説】
健康保険法3条1項及び平14保保発0424001号)
記述の通りです。

派遣労働者で常時雇用される労働者以外の者は、派遣就労に係る一の
雇用契約の終了後1か月以内に同一の派遣元事業主の元での派遣就業に係る
次回の雇用契約が見込まれるときは、使用関係が継続しているものとして
取り扱われます。

 

C. 〇 正しい

【問】常時10人の従業員を使用している個人経営の飲食業の事業所は強制適用事業所とはならないが、常時3人の従業員を使用している法人である土木、建築等の事業所は強制適用事業所となる。

【解説】
健康保険法3条3項及び昭18保発905号)
記述の通りです。

個人経営の飲食業は使用する人数にかかわりなく、任意適用事業となります。
また、法人経営の場合、その業種、規模にかかわりなく強制適用事業所となります。

 

D. × 誤り

【問】被保険者の配偶者で届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者の父母及び子は、被保険者と同一世帯に属し、主としてその被保険者により生計を維持されていれば被扶養者となるが、その配偶者が死亡した後は、引き続きその被保険者と同一世帯に属し、主としてその被保険者により生計を維持されている場合であっても被扶養者となることはできない。

【解説】
健康保険法3条7項4号
問題文の事実婚関係にある父母及び子は、被保険者と同一の世帯に属し、
被保険者により生計を維持されていれば被扶養者となります。

また、その配偶者の死亡後に関しても、同一の世帯に属し、主として生計を
維持されていれば、引き続き被扶養者として扱われます。

 

E. 〇 正しい

【問】任意継続被保険者の資格取得の申出は、被保険者の資格を喪失した日から20日以内にしなければならない。なお、その申出をした者が、初めて納付すべき保険料をその納付期日までに納付しなかったときは、その納付の遅延について正当な理由があると保険者が認めない限り、任意継続被保険者とならなかったものとみなす。

【解説】
健康保険法3条1項,2項
記述の通りです。

なお、初めて納付すべき保険料以外を納付期限までに納付しなかったときは、
その翌日に任意継続被保険者の資格を失います。

 

以上より、正解はとなります。

この問題については、健康保険法の基本的な
事項でしたので、易しかったと思います。

この辺は確実に得点しておいてください。

ご質問などございましたら、コメント欄にお願いします。

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